2011年 05月 25日
中小企業のグローバル化 2010白書より |
これまでの受験生活で、2008年から中小企業白書を読み続けているわけですが、
中小企業の戦略と業績との関係が判断できない記述がありました。
たとえば、「○○をしている企業は、△△が高い企業の割合が多い」といった記述です。
この記述からだと○○をした結果、△△が高くなったのか、
△△が高い企業には余力があり、○○まで手を伸ばせたのか分かりません。
2010年白書では、この点をちゃんと説明しようとした試みがあり、
該当するのが中小企業の国際化の取り組みを扱った第2部第2章です。
ここでは2000年を基準年として、統計データを整理することで、
「国際化企業は国際化の前に労働生産性が高く、
国際化の後に堂々生産性と従業者数が伸びることと、
外国人の知人や外国語への理解等の国外とのつながりを有する」
(2010版中小企業白書p168)
という結論を導いています。
闇雲に海外進出を図るのではなく、まず内部環境を整備してから、
ということでしょうか?
このあたりはH22事例3との整合性もあるかもしれません。
ただ、今は白書の文脈で考えているので、白書の中から答えを導いてみようと思います。
To be contined
中小企業の戦略と業績との関係が判断できない記述がありました。
たとえば、「○○をしている企業は、△△が高い企業の割合が多い」といった記述です。
この記述からだと○○をした結果、△△が高くなったのか、
△△が高い企業には余力があり、○○まで手を伸ばせたのか分かりません。
2010年白書では、この点をちゃんと説明しようとした試みがあり、
該当するのが中小企業の国際化の取り組みを扱った第2部第2章です。
ここでは2000年を基準年として、統計データを整理することで、
「国際化企業は国際化の前に労働生産性が高く、
国際化の後に堂々生産性と従業者数が伸びることと、
外国人の知人や外国語への理解等の国外とのつながりを有する」
(2010版中小企業白書p168)
という結論を導いています。
闇雲に海外進出を図るのではなく、まず内部環境を整備してから、
ということでしょうか?
このあたりはH22事例3との整合性もあるかもしれません。
ただ、今は白書の文脈で考えているので、白書の中から答えを導いてみようと思います。
To be contined
by salsaxtreme
| 2011-05-25 19:36
| 中小企業診断士試験[4th Stage]